僧侶紹介
Priests
石上 智康
(いわがみちこう)
君津光明寺、住職。1936年、東京生まれ。東京大学印度哲学科修士課程修了。敦賀女子短期大学教授、浄土真宗本願寺派宗会議員、同議長、財団法人全日本仏教会理事長、日本宗教連盟理事、文化庁宗教法人審議会委員などを歴任。現在、浄土真宗本願寺派総長、武蔵野大学理事長、龍谷大学理事長。2002年1月には、キリスト教やイスラム教、仏教など世界12宗教の指導者が一堂に会する「世界平和祈りの日」の集いに全日本仏教会理事長として参加。バチカンでのフォーラム『世界平和に向けた宗教の貢献』で日本の仏教界を代表して講演を行う。著書に、『生きて死ぬ力』(中央公論新社)、『生きていく 救われていく』(徳間書店)、『「この世」と「あの世」を結ぶことば 〜仏教の智慧を生きる』(徳間書店)、『いまのあなたのままでいい』(共著・徳間書店)など。
石上 泰州
(いわがみたいしゅう)
君津光明寺、衆徒。1966年、東京生まれ。1986年、得度。慶應義塾大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)単位取得退学。現在、平成国際大学法学部教授・法学部長。
釋水 恵章
(ときみけいしょう)
岡山県・正覚寺、衆徒。1974年、岡山県生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒業。浄土真宗本願寺派宗務所(西本願寺)に14年間勤務。その後、法務員として長崎県五島列島などで法務に従事し、君津光明寺へ。
関連書籍
増補版-生きて死ぬ力
石上智康
(中央公論社)
平成から新たな時代へ。無常、縁起、空。そして自然(じねん)――超多忙な81歳、浄土真宗本願寺派総長が、現代の事象とも重ね合わせ、平易な言葉で仏教の神髄を語ります。自分の存在が腑に落ち、生きること死ぬことがすっと楽になります。
「この世」と「あの世」を結ぶことば―仏教の智慧を生きる
石上智康
(徳間書房)
仏教理論の本ではない。「裸で一人で死んで行かねばならない私」にとって仏教とは何かという実存的な問いに真摯に取り組んだ意欲作。裸でひとり死んでいく私を仏教はどう救ってくれるのか。生きとし生けるものすべてを包み込む「覚り」の大いなる叡智に学ぶ。
生きていく 救われていく
石上智康
(徳間書房)
心に響く詩と、東日本大震災の被災地の子どもたちによる絵のコラボレーション!突然やってくる人生の悲しみ 苦しみ。こころの平安を取り戻すための「救いへの道」を 詩に託す――。